日本の地下水の名水と言えば

日本の秘水10選

日本の地下水の名水と言えば

地下水とは、地下から汲み上げられる水であり、湧水のように自然と湧き出てきている水の事ではありません。
日本で名水と称えられている地下水には、京都にある「御香宮神社の御香水」と大阪の「水無瀬神宮の離宮の水」が挙げられます。

「御香宮神社の御香水」は仲哀天皇や応神天皇などを祀っている神社で、かつては御諸神社という名称でしたが、平安時代に素晴らしい香りの湧き水が出た事で御香宮神社と名を改める事となりました。
その名の由来となったのがこの御香水という地下水で、徳川家では産湯に使われたと言う説も残っています。

大阪には美味しい水がなかなか無いと言われている中、「水無瀬神宮の離宮の水」は大阪自慢の名水と言われています。
大阪市からは車で1時間程掛かりますが、美味しい水を求めて来る人は後を絶ちません。
大阪からは初めて全国名水百選に選定された所とあり、水の保護や管理にも徹底されたものがあるので安心して飲む事ができます。
近隣にはウィスキーの蒸留所などもあることから、質の良い水であることは間違いない事が分かります。

福岡県にある香椎宮にある「不老水」も由緒正しき地下水で、この地に天皇がお越しの際に使われた水であると言われています。
これを飲むと300歳まで生きられるとも伝えられており、地域の住民に大事にされてきました。
香椎宮の敷地内にあるわけでは無く、少し離れたところに井戸の様な状態で管理されており、水量はあまり豊富では無いのでタンクなどに汲み入れて行くといった方はあまりいません。
名前にちなんだ御利益を、少し分けていただく程度に訪れるのが良いようです。

最後にご紹介するのは、岐阜県の「加賀野八幡神社」にある井戸です。
かつて加賀野城があった歴史的な場所で、多くの参拝者が訪れるところでもあります。
ここにある井戸の水がとても美味しいと口コミで評判になり、名水百選にも選出されました。
この水を利用して池も作られ、加賀野名水公園という名称で市民の憩いの場となっています。